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2006年6月10日(土)

晴れのち曇り、SSW 2m/s → WSW 6m/s
参加: マグロ、大仏、ドラ工モン、ブッチ

5代目に代替わり

船齢26年のシードスポーツを引き取る。
長く放置されていたので汚れがひどく、出艇前にたわしでごしごし洗う。
初めて出すということもあり、スピンもトラピーズもつけず、ブッチ/マグロでとりあえず出艇。
大仏とドラ工モンはスナイプ。
復員兵のドラ工モンは久しぶりのヨットだ。

SSWの軽風、SEからの大きなうねりの中、二杯で併走する。

シードのほうは、チューニングもトリミングも分からないながら、いつものごとくテキトーに走らせる。
シードとスナイプでは、全長は8cmほどしか違わないが、幅はシードが178cmとスナイプより25cmほど大きい。
セールもコクピットの深さもやはりひとまわり大きく、スナイプに慣れた目で見ると、たらいとバスタブほどの違いに感じる。

1時間ほど走らせる。
スナイプよりも大きくて、乗り手がへたくそでも多少は早く、小回りも効くシードに満足して、昼食と交代のためにハーバーに戻る。

桟橋にもやいを取り、メインセールを下ろし終わった頃、ドラ工モンが消えた。
大きな水音もしたので、どこでもドアを使ったのではない。
どうやら、桟橋に飛び移るつもりだったらしいが、スナイプのサイドデッキに立ち上がったばかりか、生来の足の短さを考慮しなかったようだ。
しかも、彼はカナヅチだった。海の中でガフッとかゴボッとか言っている。マグロと大仏が桟橋に引き上げると、今度は桟橋の上でピチャピチャしている。
落水のはずみでコンタクトレンズを流してしまったようで、着替えを取りに駐車場へ行く途中、あちこちにぶつかっていたらしい。

午後から船を交代して1時間ほど走らせる。
風がWSWに変わったが、相変わらずSEからの大きなうねりがある。
ポートタックのクローズホールドで帆走していると、後ろから大きな波が追い越してゆく。
うねりの前面で加速してジブもメインもつぶれ、後面では減速するから、クローズホールドが保てない。
年に何度か、こんな風とうねりの組合せがあるようだ。
こういうときは、セールを無視して、うねりにあわせてサーフィングするように走らせるのがいいのかもしれない、と翌日になって気がついた。後ろから波が来る時はサーフィングさせるのが定石だ。上りであったとしても、基本どおりにすればいいだけということになる。

第5代目のシードと4代目 ブッチのライカ(Sonyとも言う)がリコール対象のCCD故障で入院中だから
海の上の写真はない! 

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