メインページへMain > 2003年 > 2003年9月28日

2003年9月28日(日)

曇り、NNE→NE 10〜15m/s
参加者: 金子、松田、宮田

玉砕のネプチューンヨットレース

当日はレース開始前から10m前後の北の強風。
参加は約80艇。
風はかなり強くレース前2回、レース中3回沈。。結論から言うと、最後の沈でマストが抜けてしまいリタイア。
藤沢市ヨット協会の公開しているレース結果はここ写真集はここに

スタート直前に大きく東に振れゼネラルリコールの後、スタート延期。マーク打ち換え後の再スタートでも再度ゼネラルリコールで、再々スタートに。3回目はとうとう黒色旗が上がり、やっとスタートした。

とりあえず沈を中心に報告すると、
1回目:スタートラインに戻る途中で逆ヒール沈。
2回目:本部船右側でタックした時にスタンにメインシートが引っかかり吹き倒されて沈。
3回目:第1レグで、タックした直後フットベルトにちゃんと足がかからずハイクアウトが遅れ、吹き倒されて沈。
4回目:サイドマークでジャイブできず、ブローチングし、無理にベアしようとして逆ヒール沈。
5回目:第2上マーク回航後のランニングで逆ヒール沈。
結局5回目の沈で、起こしやすくするのに船を回そうとマストを持ったのが災いして、マストが抜けた。

マストが抜けると気も抜ける。そのままレスキューに意思表示してリタイア。

反省材料多数。
セールの形がまったく定まらなかった。なぜかカニンガムはちゃんと引くことができずルーズなまま。アウトホールは引ききったもののセールの形は引き足りない状態。バングも引き足りてはいなかった。結果としてセールの形はまったくひどいもので、上るというよりクローズホールドで止まっているような状態。結局カニンガムがルーズだったことがマスト脱落の直接の原因になった。
船を止めてでもちゃんと調節すべきだった。
とはいえ、そもそもセールはずいぶん伸びてきています。そろそろ新調することを考えないとだめかもね。

唯一気持ち良かったのは、第1上からサイドマークまでほとんどプレーニングしっぱなしだったこと。それも猛烈なプレーニングで、ウィンドサーフィン並みにすっ飛んで行く。...で、そのままサイドマークで沈...。

強風下のセールトリム、ランニングとジャイブが課題。特に北風は難しい。

風見はサイドマークの沈で流してしまい、またレスキューにマストを預けた際トップバテンを紛失。

来週はドライスーツにしよう。あぁ、寒かった。
<松田記>

4回目と5回目の沈は、宮田さんと共に双眼鏡で目撃しました。
その時の様子。M:宮田さん、K:金子

(4回目の沈、宮田さんが双眼鏡をのぞきながら)
M:「サイドを回るぞ、写真、写真!、あっ!」
(金子、デジカメを手に)
K:「ハイ...え、どこ、どの辺?」
M:「沈したぁ...完沈...緑の腹...」
K:「あぁ、ホントに緑ですね...うちの色だぁ」

(5回目の沈、宮田さん双眼鏡で)
M:「あっ、まただっ!」
(金子、双眼鏡を受け取り)
K:「あぁ、完沈してます...」
(相当時間が経つが)
K:「起きないですよ、それに松田さんが見えない...」
M:「生きてるかな?」
K:「...あっ、生きてます...起こした...!!...マストがない!」
M:「まっさか、そんな訳ねーよ、よく見ろ」
K:「いや、ホントにありません、くるんと船が起きて、こう...」
(宮田さんに双眼鏡を渡し)
M:「ゲ、ない!...レスキューもいるな...いよいよ風倶楽部も解散か...」

2kmと離れていない海上で必死の松田さんをよそに、のんきな会話をして
いた二人でありますが、結果、松田さんもたいした怪我ではなく、マスト
もあったし、風倶楽部も存続決定。本当によかった。
<金子記>

みんなが艤装してくれるので、
松田はいたってのんびり
 
そもそも、この時点でホースロープが
ティラーの下で出港するのに苦労した
ほかの人たちはこんな風に、がんがん飛ばして
どんどんフィニッシュする一方で、
 
松田はリタイア...とほほ... レースが終わればじゃんけん大会
豪華賞品当たります(稀に)
 
ひと夏の思い出 おまけ
(VolvoをやめてAvalonにしたので...記念)

Copyright © 2004 Kei Matsuda, All rights reserved.