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2003年6月28日(土)

曇り、1030頃まで微風、その後SWで安定し、徐々に強くなる。
天気予報では午前中雨だったし、江の島に行く途中はかなりの雨だった。江の島でも、いつ雨が降ってもおかしくないような曇り空だった。12時過ぎに一時ぱらついた以外は降られずにすんだ。
今日の参加者は松田および金子一家。
デジカメを忘れたので、写真なし。金子のかわいい奥さんと子供たちの写真も当然なし。

出港禁止の効力

午前中は金子の練習。午後は松田の練習。
の、予定だった。金子の練習後昼飯を食っていたら、8mを超え始めたので出港注意と放送があった。あぁそうかと思っていたら、強風波浪注意報も出ているからと早々と出港禁止になってしまった。
出港してはいけませんと言うならと、仕方なく解装した。セールも洗ってさぁ乾かそうと広げていたら、OPが出港してゆく。え?
続いて470が、さらにシーホッパーが...。あれれ?
出港禁止指示ってそんなもんなの?
そりゃ当然自己責任なんだから、いいんだけど。
軟弱者は練習の機会をも失うということか。これからはハーバーの指示は尊重しつつも、アグレッシブに行こうっと。

金子の練習

金子は3度目の乗艇。東の定置網付近までは連れて行き、タッキングの仕方を何度か見せたあと、タッキングの練習。さらに帰港までティラーを握ってもらった。特に帰港のコース取りは自分で考えてもらった。うねりはかなり大きかったが、多分緊張していたので酔う気配もなかったはず。とりあえずハーバーには戻ってきたので合格点か。
出港時、超微風に松田が悪乗りしてローリングで出港しようとバウに立ちローリングを始めた瞬間、ローリングさせすぎてあっけなく沈させてしまった。金子に予告なく洗礼を浴びさせてしまって悪いことをした。すぐそばの桟橋で、まさに目の前で沈を目撃してしまった金子の妻子供は、いったい父ちゃんに何が起こったのかと、もっとショックだったかもしれない。平身低頭。
以下は金子記。


0630横浜はどしゃ降りだったが、藤沢市の天気予報は0900より曇り。迷ったが出発。
0815江の島到着、予報通り曇り、風なし。
0900艤装開始。
0930松田さんに同乗してもらい出港、港内でいきなり沈。
これが噂の「沈おこし」のシゴキかと思ったがそうではなかった。船足をつけようとしてのローリングに失敗したらしい。とにかく初めての沈から艇に這い上がり沖へ。
沖で舵を任され、直進とタッキングの練習。

以前に言われていたとおり、どっちからkazeが吹いているのか、自分がどちらに進んでいるのか、わからなくなることが何度もあり、とても情けない思いをした。
でも、自分で艇を操る気分は最高だ。
コクピット内でよろよろしているので「お前は体が硬い」と指摘される。確かにその通りで、改善しなければ。

帰港も任されるが、うまくkazeをつかまえられず、あっちへよろよろ、こっちへよろよろ。桟橋へ着ける際もふらふらし通しで埒があかず、最後は海上保安庁巡視艇にあおられ、松田さんに交代。
見事に桟橋に着けてもらい無事終了..とはいかず、桟橋に飛び移る際に落水。おまけに桟橋下の貝殻だらけの浮きに左すねを強打。あげく自力で這い上がれず、マグロ状態で松田さんに引き上げてもらう。いくらなんでも緊張感が足りないと反省した。

今回は2度も海水の温度を測ってしまった。海軍用語で落水することを「海水の温度を測る」と言うんだとか。
次回もがんばります。


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