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2003年6月8日(日)

曇り、NE軽風のちにSE強風

神奈川県民セーリング大会参加

風倶楽部を設立したのは1988年だから、もう15年にもなる。
根っからの同好会だったので、風倶楽部として公式なレースに出たことはなかった。
と、いうことで、神奈川県民セーリング大会に松田が参加した。

成績

第1レース
順位
第2レース
順位
総合順位 出艇数
クラス別順位 13 12 13 15
総合順位 131 132 134 148

あちゃー...、という成績。
総合順位はここ艇種別順位はここ

参加艇数とレースコース

参加艇数148、ウィンドサーフィンを加えると168艇。

レースコースは上、サイド、下の三角コースを2周。スタート兼フィニッシュラインは上下の中間。
国際14のような早い艇は3周、シーマーチンやOPなどは1周というコース。
参加艇数はディンギー148艇、ウィンドサーフィン20艇。艇の種類は21種。
なんともまぁ、すごい数だった。

直径1,500mほどのレース海面を170艇ものヨットがぐるぐる回るのだから、上から見たら壮観だっただろうなぁと思う。
走らせているほうは悠長なことは言っていられない。国際14やウィンドサーフィンは結構艇速があるので上りでも下りでもまさに飛ぶように走る。470は団子になってスピン上げて迫ってくる。大混戦。
レーザーやシーホッパーの中での順位を頭に入れようとしてもどれがトップでどれが後位集団なのかすらわからない。余裕があればよくわかったのかもしれないが、経験と体力不足が顕著に現れてしまったと思う。

第1レース

第1レースは南東か南南東の軽風に始まり、すぐに順風に変わる。
たいした風でもなかったのに1週目のサイドマークに行く途中、突然の逆ヒール沈。思わず「あっ」と言ってしまったので、「あっという間もない」ほどではなかったことになる。どうやら沈1号。起こしている最中にラダーは流れるは、もたもたしているもんだから監視艇からは「大丈夫ですかぁ」と言われる始末。

最後はフィニッシュライン直前で止まってしまい。同じくらいの位置にいたレーザー3艇に抜かれてしまう。
約50分でフィニッシュ。疲れた。

第2レース

第2レースは南の強風。
1周目はマーキングのへたくそさは別にしても中位グループに食い込んで善戦していたと思っていた。
強風で上りはフルハイク。上-サイドはプレーニングしっぱなしでフルハイク。1,2レース合計1時間半強、ほとんど全てのレグでフルハイク。しかも2周目のサイドマーク付近でジャイブに失敗して、2度目の沈。起こす体力がなくなりかけているのに気づく。
最後の上りは体力切れ、筋力切れで足も腹筋もつってしまう。

着艇から閉会式

着艇してもよれよれ。猛烈に腰は痛いし、足は筋肉がなくなったのかと思うほど力が抜けていて、ふらつくばかりか立っているのもつらい。着艇後まもなく、金子が応援にやってきてくれる。彼が艇の引き上げと解装をほとんどやってくれたので助かった。

閉会式にも参加した。
賞をもらえるわけでもないし、ブービーメーカー賞が出るはずもないので、ニギヤカシ気分。
レース結果からすると、上位に女性が多く入っている。あの強風下でらくらく上位を走らせられる女性パワーには脱帽してしまう。

レース総括

いずれも強風の2レース、レースごとに沈したが完走でき、記録を残せたことで満足しようと思う。
課題は多いものの、明確になった。
レース慣れすることは重要だが、技術的にはマーキング、ジャイビングの不安定さの克服や風のシフトに敏感になること。戦術面ではカバリングを改めておさらい。戦略面ではスタートの組み立て方。そしてなんと言っても最大の課題は体力/筋力不足。
良かった点は艇速と上り角度。決して負けていなかったと思う。

レース当日のハーバー
開会式/艇長会議終了後、参加艇は続々と出艇してゆく

閉会式開始直前
閉会式開始直前
賞品や楯がずらりと並ぶ

ビールは1杯だけ無料 女性もたくさん参加
レースも終わりみんなくつろいだ様子 女性レーサーも多い
総合優勝は470の女性チーム

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