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2001年7月28日(土)

曇り、北2〜6m、1014hPa

今日は藤井と松田の二人だけ。二人でそれぞれ1時間ほど帆走。
Parraは来るといっていたが現れず。隅田川の花火に行ったらしい。
電通大OBの宇賀神がいた。OB会の船具ロッカーを解約して引き上げるのに来たという。
アクティビティが低いので止むを得ない。でも残念。

夏の風は朝から10時から11時ころまで北の軽風。12時前後の凪をはさみ、南の順風に変わる。
今日は一日中北の微風から軽風。太平洋沖に遠ざかっていく台風6号の影響。
少し吹いてきたと思っても、すぐに元気のなくなる根性なしの風。
曇り空のせいか、暑すぎずすごしやすかった。

船具ロッカーBの前で、いつもモスの艤装をしているお兄ちゃんたちがいる。
彼らはうまい。結構吹いていても、きちんとヒールを起こしてすっ飛ばしていく。
あれはなかなかカッコいい。
ほとんど毎日いるんではないかと思うほど、よく見かけるが、今日は珍しくいなかった。
そういえば二十数年前の学生のころにも、あそこにはいつもモスの集団がいた。彼らは若く見えるが、そんな昔からやっているのか?

夏になると、ヨットの講習会も多くなる。先週も講習会があったようだが、今週もやっていた。
シーホースを講習用に使用している団体が多い。
練習にはダブルハンドディンギーがよく、3人乗っても余裕のある船型であるとなおよい。

Hayama14というヨットに一人で乗っていたおじさんがいた。
スロープでヨットを引き上げるのを手伝ったあと、少し話をした。
すごく控えめで、無口なおじさんだったが紳士だった。
マストステップが2つあり、キャットリグにもスループリグにもなる。バウ側にマストを立ててメンスルのみにするとシングルハンダー。コックピットよりにマストを立ててスループにするとダブルハンダーになる。トラピーズもスピンもあるそうだ。最近は一人で乗る事が多いので、いつもシングルハンダーだと、やや残念そうに言っていた。
コックピットはやや浅いが、ビームが結構広い。ダブルハンダーにも、シングルハンダーにもなる上、3人乗っても余裕がありそうで、初心者の練習用には最適かもしれない。

日本オーデェイという会社が販売している。日本オーデェイのWebを見てみたら、Hayama16は定員6名とある。たった16ftで6人も乗れるというHayama16とは、いったいどんな大きさなんだろう。6人までは大丈夫でも、7人目で沈むということか?
そういえばシードスポーツ(16ft)に乗っていたころ、6人乗せたことを思い出した。バウに1人ねて、風上側に3人、風下側に2人。軽風でしか使えない技。ろくにタックもできず、すこぶる重かったような記憶がある。

以下は、お写真。リンク先はオリジナルサイズのファイル。

藤井、相変わらず目がない 藤井の勇姿。
この後、起きることに気づく様子もない。
宇賀神と、呑みながらうだうだと。 乗艇前は控えめに
藤井、もがく 桟橋から船に乗ろうとして藤井、撃沈。
船は半沈、藤井は完沈、セールの下でもがく。
風もないのに沈させている人に、周りは呆れる。
藤井、泣きながらラダーをつけて出航準備。 泣きながらラダーをつける藤井
ズームカメラがほしい 松田の背中。
気を取り直して、藤井出艇。
MPEG 5秒 803KB
なかなかカッコいい

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